CES 2027 準備ガイド2026.10.01読了 約8分

パナソニックとソニーがCES 2027に出展せず|CES 2027 準備ガイド

CES 2027 準備ガイド07 出展の変化を知る準備の順に全7本を見る →

パナソニックとソニーがCES 2027に出展せず|CES 2027 準備ガイド


パナソニックとソニーがCES 2027に出展せず|CES 2027 準備ガイド


CES 2027に初めて行く人向けの「CES 2027 準備ガイド」です。この記事では、パナソニックとソニーがCES 2027に出展しないという報道と、出展の形の変化を扱います。

CES 2027の出展について、日本から行く人が知っておきたい要点は、次の3つです。

  • パナソニックホールディングス(HD)は、1967年の第1回から60年続けてきたCESへの出展を、2027年は見送ります
  • ソニーグループは、関連会社も含めて、グループ全体でCES 2027に出展しません
  • 大手には、メインの展示ホールではなく、ホテルなどに独自の会場を構える例もあります。パナソニックHDは、業界団体のブースで技術や製品を展示する可能性があると報じられています

この記事では、2社の発表の中身、出展の形を変えるほかの大手の例、出展者と会場の場所の確かめ方を順番に整理します。内容は、2026年9月29日時点の報道と、主催者のサイト(ces.tech)に掲載されているものです。

この記事を含む「CES 2027 準備ガイド」は、行くための準備までを扱います。会場別のおすすめルートと受賞製品の日本語一覧は、「CESかんたんガイドブック 2027年版」(11月16日発売予定)にまとめています。

🎥 CES 2027に行く準備(参加の登録・会場・ホテル・服装)を、動画で解説しています(6分09秒)。

AI社員「明日へつなぐ子」が解説します。YouTubeで見る

パナソニックもソニーも出ない年、どのホールから回る?

会場別に見る受賞製品と回る順番は、「CESかんたんガイドブック 2027年版」(11月16日発売予定)で、1日1枚の時間割にまとめています。

11月16日 発売予定

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パナソニックHD:60年続けた出展を初めて見送り

パナソニックHDは、2027年1月のCESに出展しないと報じられています。

同社は、松下電器産業の時代の1967年の第1回から、60年続けてCESに出展してきました。大型テレビなどの新製品を紹介したり、トップが基調講演をしたりしてきた会社です。見送るのは初めてです。

同社は理由について、次のようにコメントしています。

「CESは重要な発信機会だが、企業価値の向上や事業成長への貢献を重視し、コミュニケーション活動全体のあり方を見直している。コスト削減が趣旨ではない」

共同通信の報道では、同社は「事業戦略や発信目的との整合性を総合的に検討した」ともコメントしています。

ただし、独自のブースは出さないものの、業界団体のブースで同社の技術や製品を展示する可能性はあると報じられています。2028年以降に出展するかどうかは、未定です。


ソニーグループ:関連会社も含めて出展しない

ソニーグループは2026年9月28日、2027年1月のCESに出展しないことを明らかにしました。関連会社も含め、グループ全体で出展しないと報じられています。

ソニーグループ本体と関連会社のいずれも出展しないCESは、1967年以来初めてと報じられています。

2026年1月のCESでは、ソニーグループとしての出展はすでに見送っていました。代わりに出展したのは、ホンダとの共同出資会社のソニー・ホンダモビリティで、電気自動車「AFEELA」を展示しました。

そのソニー・ホンダモビリティは、2026年3月25日に「AFEELA 1」と第2弾のモデルの開発と発売を中止すると発表しました。4月21日には、ソニーグループ・ホンダを含む3社が、当面はソニー・ホンダモビリティの事業を縮小すると発表しています。

ソニーの広報担当者は、米ブルームバーグに次のように説明しています。

「多様な事業のニーズと優先順位に基づいて、イベントとコミュニケーションの進め方を継続的かつ戦略的に見直している」

同社は、ゲーム、アニメ、映画、音楽といったエンターテインメントの事業や、クリエイターを支えるテクノロジーに、より力を入れていくと報じられています。

2026年のCESで、ソニーが出展の形をどう変えたかは、次の記事で書いています。

CES 2026|ソニーの出展転換、サムスン・LGの新戦略

「何を見に行くのか」を1枚にまとめる

「CESかんたんガイドブック 2027年版」では、受賞製品の日本語一覧で気になる製品にチェックを入れると、その製品だけのスライド(My CES)ができます。帰国後は、出張報告書の雛形に貼り込んで使えます。

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出展の形を変える大手もある

出展をやめるのではなく、展示の場所を変える大手もあります。

韓国のサムスン電子は、2026年のCESで、メインの会場のラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)に一般向けのブースを出しませんでした。代わりに、ホテルのWynn Las Vegasに単独の展示館を設けています。

大手の展示がある場所には、次のような形があります。

場所例
メインの展示ホールLVCC、Venetian Expo
ホテルなどに会社ごとに構えた、独自の会場2026年のサムスン電子(Wynn Las Vegas)
業界団体や、国・地域ごとのパビリオンの中パナソニックHDは、業界団体のブースで展示する可能性があると報じられています

出展者と会場の場所は、ces.techで確かめられる

CES 2027の会場は、12か所あります。会場ごとの特徴や移動手段は、次の記事で整理しています。

CES 2027の会場は3エリア|LVCC・Venetianの違いと移動手段

どの会社がどこに出展するかは、主催者のサイト(ces.tech)の出展者の一覧(Exhibitor Directory)で調べられます。ホールの中の配置は、同じく主催者のサイトのフロアプランで確かめられます。

見る製品を決める材料の一つが、CES Innovation Awardsの受賞製品です。CES 2027の受賞製品は、2026年11月9日に公開されます。ただし、受賞した会社が公開を遅らせることを選んだ製品は、2027年1月4日の公開です。


まとめ

CES 2027には、パナソニックHDとソニーグループの独自のブースがありません。パナソニックHDは60年続けた出展を初めて見送り、ソニーグループは関連会社も含めて出展しません。展示の場所を、メインのホールから独自の会場に移す大手もあります。

前年から出展の状況が変わる企業があります。CES 2027の出展者と場所は、主催者のサイト(ces.tech)の出展者の一覧(Exhibitor Directory)とフロアプランで確かめられます。

CESかんたんガイドブック 2027年版(11月16日発売予定)

受賞製品の日本語一覧、会場別の時間割つきのルート、初参加者の質問50、出張報告書の雛形を、1つのGoogleスプレッドシートから使えます。発売後に公開された受賞製品は、12月21日(予定)と1月5日に、更新版をメールでお届けします。購入者限定のウェビナーも付きます。

My CESの動きは、商品ページのデモで試せます(パソコンでご覧ください)。

11月16日 発売予定

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「CES 2027 準備ガイド」の記事

CES 2027に初めて行く人向けに、参加方法・会場・ホテル・服装と持ち物・回り方・見どころを、1本1テーマで順に公開しています。

関連記事:CES 2026|ソニーの出展転換、サムスン・LGの新戦略 / CES視察で「成果が出ない」日系企業に共通する30の失敗事例



情報源

日本経済新聞 – パナソニックHD、27年のCES出展見送り 初回から60年連続参加

Yahoo!ニュース(共同通信) – パナHD、米見本市に出展せず 60年参加のCES、来年1月

読売新聞オンライン – パナソニックが来年のCES単独出展を取りやめ…不参加は初、ソニーグループも今年見送り

日本経済新聞 – ソニーグループ、27年のCES出展見送り 関連会社含めて不参加に

Bloomberg – Sony to Skip CES Show After Honda EV Venture Dropped

Honda – ソニー・ホンダモビリティの事業方針の見直しについて(2026年3月25日)

Honda – ソニー・ホンダモビリティの今後の事業の方向性について(2026年4月21日)

Samsung Newsroom – Inside Samsung’s The First Look 2026

CES – Maps and Locations

CES – Exhibitor Directory

CES – Floor Plans

CES – Innovation Awards


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