セレブリティーも参入するスタートアップ業界

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シリコンバレーのインナーサークルに入る努力については以前こちらでご紹介しましたが、実はこのイベントで超大物と遭遇しました。

セレブリティーとの遭遇

2015年にこのイベントで右も左もよくわからないまま隣にいた黒人の紳士風の人と色々コミュニケーションを続けていると、周りにいる人が何やら騒がしくなってきました。なになに?なんでそんな騒がしいの???と思っていると、周りの人たちが「お前この人と写真撮った方が良いよ」といわれて訳もわからず写真を1枚。

Jerry Rice氏

おわかりになりますでしょうか?彼はアメリカンフットボールのスーパースターで、サンフランシスコ49ersの伝説のワイドレシーバーJerry Riceさんでした。アメリカ人なら誰でも知っているぐらいの有名な方らしい。でも私は全然知らなかった。。。(笑)

私と話している時は、そんなそぶりを微塵も見せず、「日本から来て何をやっているのか?」「私に手伝えることはないか?」などと紳士的に接してくれていました。内容は忘れてしまいましたが、どこかのスタートアップを支援しているといっていたことだけは覚えています。

セレブリティーによるスタートアップ支援

ちょうど先日、サッカーの本田圭佑さんが、セレブリティやユニコーン企業の創業経験者など、影響力を持った人たちのファンド立ち上げを支援する「XPV Circle Fund」がニュースになっていましたね。本田さんは2016年にKSK Angel Fundを立ち上げ、その後も俳優のウィル・スミスさんと共同で投資ファンド Dreamers Fundを立ち上げて、数々の投資を実行されています。

その他にも有名なところでは、マドンナさん、レオナルド・ディカプリオさん、キム・カーダシアンさん、Jay-Zさん、セリーナ・ウィリアムズさん、などなど、数々のセレブリティーがスタートアップへの投資を実行しています。

いろんな形でのパートナーシップ

セレブリティー自体がスタートアップの事業そのものに詳しいかはわかりませんが、どの業界でもトップの位置まで極めた人たちですから、さまざまな経験から多様な支援をすることができるでしょう。また、セレブをとりまくチームの方々も優秀な方が多いでしょうから、どんどんこういったセレブリティーからのスタートアップ支援が加速していくように思います。また、今後は多様な人たちが生まれる世の中になっていくため、それぞれが単体でスタートアップを支援していくよりも、いろんな経験を持った人たちがタッグになってスタートアップを支援していく流れの方が増えてくるように思います。ですので、事業会社の方々も、事業に関してはプロフェッショナルな訳ですから、こう言った方々とタッグを組んで、世の中を変えるスタートアップを生み出していく取り組みも考えてみてはいかがでしょうか?

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