現地校入学手続き

/

希望の小学校に入れないかも!?

日本語補習校への入学手続きが済み、午後は家から徒歩2分の場所にある現地の小学校(Elementary School)へ息子(小学4年生:4th grader)の入学手続きに夫と出かけた。オフィスで日本から持参した必要書類を提出し、夏休み明けから息子を通学させたい旨を話したところ、「一旦書類は受け取るが、学年によっては生徒の数が定員数に達しており、もし空きが出ない場合は一時的に同じ学区内の他の小学校に通うことになる可能性もある」と言われた。フォスターシティー内には公立の小学校が全部で3校あり、住んでいる地域によって通う小学校が決められているが、空きがない場合は指定の学校以外へ通うことになる。せっかく家から歩いていける距離に学校があるのにそれは避けたいと思ったが、こちらとしてはどうすることもできない。もし他の学校へ移る必要がある場合は夏休み中に連絡があり、逆に連絡がなければそのまま初日に登校するようにとのことだった。

そんなわけで夏休みの間は、息子が近くの小学校に通えるのか気が気でなかったが、幸いその後学校からは何の連絡もなく、無事に希望の小学校に通うことができた。(実際に新たに転入してきたご家族で、定員数の関係で兄弟別々の学校を指定されたという話も聞いたし、学年によってはフォスターシティーの小学校は全て定員数に達していたため、隣のサンマテオ市内の小学校に移るように言われたとの話も聞いたので、我が家はラッキーだったのだと思う)

画像
入学手続き時に小学校から署名を求められた書類

あまりの不親切ぶりに唖然

続いて小学校から車で5分ぐらいのところにある中学校(Middle School)へ娘(中学3年生:8th grader)の入学手続きに向かった。オフィスに入り、事情を話すと担当らしき中国系の女性が露骨に嫌な顔をして応対してくる。「えっ、何か悪いことしましたか?」と不安になる私たちに、「そういうことならちゃんと事前にアポを取ってから来てほしかった」と言い、後日もう一度出直すように言われた。「ちょっと、あなたは事務担当でそれが仕事なのに、そんな来客応対ってありますか?」とサービス世界一の国、JAPANから来たばかりの私は一言物申したかったのだが、これから娘がお世話になる学校。最初から悪印象を与えて、娘が困ったときに助けてもらうどころか、意地悪でもされたら大変と思い、その事務担当者が指定した日時に後日おとなしく出直すことにした。

まさかの応対、再び

そしてアポを取った日に再び夫と訪れると、同じ担当者が出てくるなり、私たちを見て「誰だ?何の用件だ?」とまた嫌そうな顔をして言うので、夫婦そろって唖然とした。。。「はっ?先日あなたに後日また出直せと言われて、あなたが指定した日時にこちらはきちんと来たんですけど」と怒りを抑えながら言うと、「覚えてない」とのたまった。。。信じられない、こんなの日本では絶対に許されないと思ったが、ここはアメリカ。納得いかないことは今度こそきちんと抗議せねばと思い、とにかくこちらは約束の日に来たのだから入学手続きをさせてほしいと伝えると渋々といった感じで応対。

どうにか手続きを済ませることはできたが、今でも当時のことを思い出すと怒りは新鮮である。あれは初対面の私たちに対する何かの嫌がらせだったのか、日本人に何か個人的な恨みでもあったのかとつい考えてしまうが、こちらは相手に何もしていない(繰り返すが初対面である)。この担当者は数年後に息子が同じミドルスクールに入学したときにはもういなかったように思うが、この件以外で子供たちが通う学校関係者に嫌な思いをしたことはないので、単にあの担当者がかなりの性悪だったのだという結論に達した。

テーマ