イベント参加後のアフターフォローのコツ

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以前、「スタートアップイベントに有意義に参加するための3つのコツを教えます。」という記事の中で、イベント参加の目的を明確にして、イベント中は効率よく人と出会い、アフターパーティーが重要、というお話をしました。

先日この方法を活用されている駐在員の方とお話をしている中で、イベント参加後のアフターフォローについて相談を受けました。上記にならい、たくさんの人とネットワーキングを行なったようですが、イベント後にたくさんの人から連絡があって、どう対応したら良いでしょう?というものでした。私も米国赴任直後は大変苦労しましたのでお気持ちはよくわかります。では、どのように対応していくのが良いのでしょうか?私がおすすめしたことは2つです。

  1. イベントで出会った方とのアフターフォローは確実に行いましょう。時間がかかるのは当然ですが、もし人脈が足りないなと思っているのであれば、優先度を上げて対応する時間を確保しましょう。30分毎のミーティングで構いません。20社出会ったのであれば10時間、1日2時間使えば1週間(5日)で終了します。イベント終了後、1ヶ月以内にはこなしておきたいところです。英語で人と話すことのトレーニングにもなりますし、ここでの出会いは必ず活力となること間違いなしです。また、それ以上にたくさんの人のフォローアップが必要な場合は、「資料だけ送っておいてくれないか?他のメンバーとも共有して、進められそうなら別途連絡する」として、メールやLinkedinで関係を保っておきます。おざなりになりがちなところですが、とっても大事な行動です。
  2. どこから手をつければ良いかについては、その中でも「この人良い人だなぁ」と思う人を優先しましょう。もちろん「この会社とすぐに事業の話をしたい」というところは別ですが、どこから優先するかといえば、やはり人間関係が大事になってきます。イベント参加の大きな目的は「人脈形成」ですから、「この人良い人だなぁ」と思う人から優先すれば良いです。その時にお仕事ができなくても1年後などで花が開くことが多いので、大事につながっておきましょう。また、別のイベントの無料チケットやアフターパーティーの情報なども気軽に交換できるようになります。直感的にでも「この人とは長く付き合えそうだな」と思う人を優先していきましょう。

いかがだったでしょうか?非常に細かいTIPSですが、駐在員の方には大切な情報だと思います。このようなことで色々とお悩みの方がいらっしゃったらいつでもお気軽にご相談ください。全力で応援します。

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