ギフトカード詐欺に遭った!

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自宅近くのSafeway(セーフウェイ)というスーパーで、Amazonのギフトカードをよく購入して利用しているのだが、6月になんと500ドル分のギフトカード詐欺に遭った。

ギフトカードには$25、$50、$100など最初から定額が入って売られているものと、自分で決めた金額をレジでギフトカードに入れてもらうタイプのものがある。

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500ドル分をチャージしてもらって購入したギフトカード


我が家はよくAmazonで買い物をするので、自分用に500ドル分のギフトカードを購入して、それを使うことが多い。なぜわざわざギフトカードを購入するのかというと、Safewayカードでのポイ活のためである。

Safewayカードは無料で作ることができ、カード所有者にはメンバー価格として特定の商品が割引になったり、利用額に応じてポイントが貯まり、商品購入時に現金同様に使えるので、便利に利用している。

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Safewayカード


ある日、いつもどおりレジで500ドル分のギフトカードを購入して、ギフトカードの裏面に記載されているクレームコード(引換用のコード)を読み取ろうとシールを剥がしたところ、クレームコードの一部が削られて判読不可能な状態になっていた。

どうやら時々耳にしていた『ギフトカード詐欺(誰かが先にギフトカードの引き換えコード部分を削り取ってメモし、元の売り場に戻す。購入者がそのカードを引き換えようとすると、コードが既に使用されているか無効であることがわかる)』に遭ってしまったらしい。

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引き換えコードが削られてました…


正確なクレームコードを入れることでAmazonでの支払いに利用できるシステムなので、これが読み取れないとなると支払った500ドル分は完全に損失したも同然だ。

早速、行ったばかりのSafewayに舞い戻り、カスタマーサービス担当の人に報告した。この場合、すぐに返金というわけにはいかず、まずはギフトカード部門に問題を報告し、そこから6週間以内に調査結果の連絡が来るとのことであった。

「6週間とはまたずいぶんと長いのねー」と思ったが、支払いをクレジットカードでしていたこともあり、いざとなったらカード会社に交渉を任せようと思っていたので、比較的冷静に対処できた。

カスタマーサービスの人に、「こういうことって結構起きているのですか?」と聞いたところ、”Every now and then.”(時々ある)との回答であった。

予想はしていたが、3週間以上経ってもギフトカード部門からは何の連絡もないので、一度こちらから状況確認の問い合わせのメールを送った後、クレジットカード会社に報告を入れた。

詐欺に遭った時ほど、現金ではなく、クレジットカードを利用していて良かったと思うことはない。今回も事情説明の後は、全てクレジットカード会社がギフトカード部門と交渉してくれることになり、私が500ドル分を支払う必要はなくなった。ありがたい。

それにしても、今回は自分で使用するために購入したギフトカードだったので問題が起きてもすぐに対処できたが、これがもし誰かへのプレゼント用に購入したとしたら面倒なことになったと思う。今後のギフトカード購入について考えさせられる出来事であった。

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