SXSW 2023 レポート


2023年3月10日 〜 2023年3月19日
門馬 崇氏 Nissho Electronics USA, Manager, Marketing & Business Development
2023年3月、世界最大級のカンファレンス&フェスティバル国際展示会「SXSW 2023(South by Southwest)」が、アメリカ・テキサスにて開催されました。もともとは音楽の祭典として始まったSXSWですが、今ではスタートアップの祭典としての側面も持っています。注目セッションやイノベーションピッチアワードの内容を解説しました。

※本レポートはNissho Electronics USAからの転載です。オリジナルはこちらをご確認ください。

イベント概要

今回で36回目を迎えるSXSWは、前半1週間がスタートアップの祭典、後半は音楽祭という構成で、10日間開催されました。その経済効果は450億円程度と非常に高く、アメリカで最も経済効果の高いイベント・スーパーボウル(アメリカンフットボール)の2/3にものぼるといわれています。

Key Findings

SXSW 2023に参加して得られた気づきは、以下の3点です。

  1. AI、メタバースは未来を構築する重要なファクター
    今回のSXSWでは、メタバースよりも生成型AIに焦点が当たっていました。メタバースは、特設展示コーナーが設けられるなど一定の注目を集めましたが、まだまだ発展途上という見解が多数でした。「メタバースは、長期的な視点で追っていく必要がある」という見方が多いようです。
  2. 想定されるネガティブな要素に対する多くの答えは「適用」しかない
    「AIが仕事を奪うのでは?」というネガティブな問いについて、多くの答えが「NO」に近いものでした。ただし、AIにより仕事の内容や仕事との関わり方が変わるだろうことは、多くの講演で語られていました。
  3. まずは飛び込んでみること、飛び込まないと大きな格差に飲み込まれる
    生成型AIはすでに多くの皆様が試されていると思いますが、非常に強力なツールです。このツールを禁止する企業や団体もありますが、その風潮が広まること自体が一つのリスクを生みそうです。未知の分野でも、まずは飛び込んでみることが大切ではないでしょうか。

注目セッション

SXSW 2023では、合計で1,500以上のセッションが行われました。その中から注目セッションを5つピックアップし、サマリーをご紹介します。

1. メタバース マインドセット ~Web3、AI、未来のビジネス~

講演者のSandy Carterさんは、CNS(DNSのブロックチェーン版)やデジタルアイデンティティを提供する企業のCOOです。講演の内容をまとめると「まずはやってみる」というもの。その随所にWeb3やメタバースのユースケースがちりばめられていました。

まず、「デジタルアイデンティティは人権と同じで、自分自身が能動的に保有すべき」というお話がありました。受動的な姿勢では、デジタルアイデンティティを保護することができないためです。Sandyさん自身は、Web3との関わりの例として「Midjourney」というテキストから画像を生成してくれるプログラムや、デジタルチケットの発行サービス「Relic Tickets」などを挙げていました。その他、デジタルツインやメタバース、ブロックチェーンなどの活用例も挙げられました。

このように、実際にWeb3やメタバースを取り入れている例はあるものの、実際はまだまだ発展途上です。短期的な結果を出すことは難しいからこそ「まずはやってみる」ということが、Sandyさんの主張でした。

2. Chat-GPTのインパクト

OpenAIのCEOである、Greg Brockmanさんの講演です。彼は、2022年11月にChatGPTをリリースしました。ChatGPTは、たった2か月で1億人以上のユーザーが利用するようになり、史上最速で成長したアプリケーションとなりました。その勢いの理由は、「超シンプルなインターフェースを構築したこと」なのだとか。

さらに、ChatGPTリリース後から現在まで、ユーザーの利用方法についてデータを取っているそうです。そうしてわかってきたことから、Brockmanさんは「(ChatGPTは)アイディアを提供してくれるアシスタント」のように利用するのが望ましく、「医者」のような位置づけとするのは危険という見解を示しました。つまり、専門家として全面的に信頼するのではなく、確認が必要なアシスタントとして活用すると良いのではないでしょうか。

また、ChatGPTには誤報や悪用も多くみられています。実際、医療品のスパムを生成する事例も確認されており、早い段階でこうした問題を表面化させる必要があると、Brockmanさんは話しました。そして、正しい利用用途を確認したり、法的な対処をしたりすることを含め、人々が「最適化」を行っていくことが重要だと説明しています。また、ゆくゆくはOpenAIが、技術的な解決策を探るプラットフォーマーになることも明言。EUではAIに関する法律の制定が検討されています。OpenAIとしても、すでにアメリカの政策立案者を巻き込んで検討を進めているようです。

今後は、人間の嗜好から強化学習を行う「ポストトレーニング」を行うとのこと。ポストトレーニングを行うことでより校正が強化され、AIが情報の正しさを理解した上で回答や提案をできるようにしていく。つまり、正当性を追求していくという考えを示しています。

3. 2023年の新しいテックトレンド

SXSW 2023の目玉講演である本セッションは、未来学者としてこれまで15冊の本を出版している、Amy Webbさんの講演でした。今回の講演で触れていたのは、AGI(汎用人工知能)が重要なステップであるということです。現在ChatGPTが注目を集めていますが、これはあくまで、テキストを生成したり画像を生成したりする機能を有したAIです。AGIはこうした機能だけではなく、多様な問題を解決できます。この開発は、Googleの一部であるDeepMindが行っています。

こうしたAIの開発の過程で、トレーニングデータに対する需要が爆発的に高まっています。そして私たちは知らない間に、膨大なデータ提供に同意してしまっています。例えば、Googleはなんと、匂いのフットプリント(足跡)を作ろうとしています。それができると、会議室に残されたにおいから、その場にいた人を特定することまでできるのです。

また、AI開発における問題として、データを蓄積するほどコストが上がることが挙げられます。例えばChatGPTにおいても、クエリごとに2円程度のコストがかかります。これは、Google検索の7倍のコストです。このコストは、将来的には最適化されていく可能性があります。しかし、現在資産を持つテックジャイアントしか多くのデータを持てないことは、透明性や多様性の視点で、問題視されています。

次に、AIアシスタントの話です。現在私たちは、インターネットの情報から検索を通じて情報を得ています。しかしAIがより発展すると、私たちはAIを通じてすべてのデータを閲覧できるようになります。つまりいい意味で、「もう自分で考えることはないだろう」ということです。

一方で、こうした便利なツールを使うためには、使い方を学習する必要があります。ただし現在ChatGPTに関しては、JPモルガンがコンプライアンス上の懸念から利用を禁止したり、ニューヨーク市の教育機関も利用を禁止しています。結果として、ツールを利用できる/できないの格差が、今後助長される懸念があります。

また、偏見の問題もあります。例えば「CEO」の画像を生成すると、高い確率で男性が描写されます。しかし、「タンポンを作っている企業のCEO」で画像を生成しても、男性が描写されるのです。これは技術的な問題というより、「AIに直感や常識がないので仕方がない」という見解です。ツール自体はうまく機能しているものの、こうした点があることについては、人間が考慮していかなければなりません。

4. AIとメタバースがどのように社会を形成するか

未来学者のIan Beacraftさんの講演です。まず、生成型AIの優れた点は、長年蓄えた知識や鍛錬を抽象化することができる点で、これによって人と仕事の関わり方が変わります。一人の従業員が、ほかの領域の一般知識を習得する必要がなくなるため、今後は一般的な知識を超えた「専門知識」を習得し、横展開することが求められます。結果として、企業は高い専門性を持った集団になり、飛躍的に成果の質を高めることができるでしょう。

さらに生成型AIは、デジタルツインをより早く正確に構成するのに役立ちます。生成型AIとメタバースを組み合わせることで、アバターがより人間らしく話をできるようになります。さらに、アバター同士が関係を持ち、交流や交渉をするようになるでしょう。するとアバターと現実との境目もあいまいになり、アバターが友人や恋人になることも、現実的になってくると考えられます。

現状、メタバースについてはネガティブな声も上がっていますが、Beacraftさんによれば、それは「発展途上の技術に関していつも発生している声」です。実際にメタバースが到来する頃には、私たちの想像をはるかに超えた姿になっているのでしょう。さらに、これらは非常に強力なツールであるため、適用できるかどうかで大きな格差が生まれます。AIやメタバースは知識の習得との相性がとても良いので、やはり「まず飛び込む」ことが重要です。

5. 量子コンピューティングとAI

続いては、Whurleyさんによる「量子コンピューティング」のセッションです。量子コンピューティングとは、量子力学を利用したコンピューティングのことです。現在、私たちがデジタルで何かを表現するときには、0と1の組み合わせで表現します。量子コンピューティングは0と1の組み合わせのほか、「重ね合わせ」や「量子もつれ」といった量子力学的な振る舞いを使って計算し、革新的な計算処理能力を実現できるのです。米国では、IBMやGoogleが量子コンピューティングの開発に力を入れています。スライドに記載の「キューブ」とは、量子コンピューティングの心臓部となるチップと、大型の冷却装置を組み合わせたものです。IBMではこの数を増やすと同時に、1つのチップあたりが処理できる量子ビット量を増やしています。

量子コンピューティングが普及し、AIの性能が高まった結果、社会にどのような影響があるのでしょうか。例えば、薬の開発分野において、薬を構成する分子の配列パターンのシミュレーションが、より多様かつ複雑なパターンでできるようになります。そのため、創薬スピードも向上します。バッテリー開発も進み、環境問題の対応策に関する可能性が一気に広がるでしょう。

「高い計算性能が実現すると、あらゆる暗号が破られる」という懸念を挙げる方も多いかもしれません。しかしこれは「最適化」されるべき領域だ、とワーレイさんは述べています。つまり、昔は使われていたエニグマ暗号が今は使われていないように、「これは起こるべくして起こる変化であり、対策(最適化)が行われるべきだ」ということです。

その他、金融業界や農業など、量子コンピューティングはさまざまな領域に大きな影響を与えます。例えば金融業界では取引の分析、シミュレーションから与信などに影響する情報の精度向上が行われ、農業においては、畑のデジタルツインの作成などが行われるでしょう。

なお、この講演内容とスライドはすべてChat-GPTで作ったそうです。講演終盤にワーレイさんがこのことを明かし、会場では驚きの声が上がりました。

展示会場の様子

展示会場では、参加者の目を引く様々な展示がありました。IKINはホログラム技術を展示していました。カメラで利用者の顔をトレースし、顔の角度距離などから判断して3Dの映像を制御することで、いろいろな角度からその映像を見ることができます。倉庫作業においては、ゴーグルを装着することで、箱の中身を見ることまでできるようです。

Weheadのデバイスも、利用者の首から上の動きをトレースし、スライドのようなデバイスで首から上の動きを再現します。EVEは、エアタクシー「eVTOL」を開発。動力は100%電気であるため、環境に優しいのが特長です。人に着目したデザインとなっており、快適な移動を楽しめるうえ、自律運転も視野に入れているとのことです。オランダのメディアアート集団DROPSTUFFの作品はテックではないのですが、ハンドルを回すとポンプが作動し、水が一定量を超えると音楽とともに放出される仕組みです。その水の量は、人が1日に消費する水の量を示しており、「清潔な水の大切さ」をメッセージとして伝えています。

SXSWでは、通常の展示とは別に、XRの展示会場がありました。Symbiosisの展示は、VRゴーグルだけでなくスーツも着用し、スタッフのサポートのもと歩き回るものでした。装着しているスーツは、状況に応じてポンプから空気が送られたり、独特のにおいを発生させたりすることで没入感を高めており、非常に注目を集めていました。VRコンテンツの内容は、200年後の地球の映像が映し出され、変わってしまった地球を旅するという環境問題をテーマにしたものとなっています。またConsensus Gentiumは、イギリスの企業です。スマホの顔検出技術を利用しながら、参加者の表情やリアクションから物語が分岐していく
20分程度の映画を鑑賞することができます。AmazeVRは、K-POPのコンサートを鑑賞できるVRアプリを展示していました。

その他、7社あるスーパースポンサーの中で、Slackとポルシェは外の建物でも展示を行っていました。Slackの展示内容は、Slackをまだ使いこなせていない参加者に向け、その機能を知らせるものでした。子ども向けの博物館によくあるような、簡単なゲームを活用した展示です。ポルシェブースでは、NFT化されたファッショナブルな車が展示されており、開発者やデザイナーの責任者が、その開発秘話についてミニセッションを提供していました。また展示会場内では、日本企業も健闘していました。電通は、マネキンを抱きしめると遠く離れた人が抱きしめられる感覚を味わえる、という体験を展示。日本テレビでは、水に浮かんだボールが数字を浮かび上がらせる展示をしていました。

イノベーションピッチアワード

SXSWのイノベーションピッチアワードは、今回で15回目の開催です。8つのカテゴリについて、事前に選定された5社がピッチを行い、カテゴリごとの勝者が最後に発表されました。評価基準は、創造性、可能性、良さ、機能性、チーム/人の5つ。各カテゴリーの優勝者には、4,000ドル(約53万円)とトロフィーが授与されました。今回、各カテゴリで優勝した8社と、そのコンテンツをご紹介します。

1社目:Reality Defender

Reality Defenderは、リスクのある虚偽のデジタルコンテンツをあぶりだします。APIを介し、合成された画像、ビデオ、音声通話などをリアルタイムにチェックする機能を提供。虚偽のデジタルコンテンツは現在非常に問題視されており、ウクライナ戦争や、著名な女性インフルエンサーへの誹謗中傷などが社会問題化しています。同社は、複数の検出モデルにおいて特許を取得。すでに50以上の銀行、政府のプラットフォームで、不正取引やオンライン偽情報にフラグを立てるなど、活用されています。課金はAPIコールの回数ベースで、検知精度は現状で85%程度です。データセットが改善されれば、99%までの精度向上が見込めます。

2社目:Climatiq

Climatiqは、気候変動やその影響に関するオープンなデータを収集し、APIを介して企業へと提供。各企業が、正確な計算と意思決定をするための支援を行います。さらに、商品の調達から輸送、クラウドコンピューティングの利用等におけるCO2の排出量を自動計算。Climatiqは自由にアクセスが可能で、現在700以上のプロジェクトで広く採用されています。2022年5月には、決済プラットフォームStripeと協力し、Stripeアプリマーケットプレイスにて排出量計算アプリをリリースしました。

3社目:PentoPix

PentoPixのソフトウェアは、スクリプトなどを書き込むことで、自動的に3D映像を作成。遠隔地での共同作業にも対応しています。映像制作の現場では、絵コンテやスケジュールの作成に非常に長い時間がかかっています。1分間の動画作成にかかる平均的な絵コンテ作成期間は、1週間といわれていますが、PentoPixはこの問題を解決してくれます。絵コンテが3Dで作成されるため、あらゆる角度から絵コンテを見ることができ、制作者がより正確な表現をしたり、想像力を膨らませたりできます。

4社目:General Prognostics

GPx社のGeneral Prognosticsでは、採血なしで慢性疾患の遠隔管理を行えます。患者はスマートウォッチを装着し、データを収集。得られたデータから血液のバイオマーカーを予測し、デジタル化して管理できます。標準的な心臓・腎臓の疾患については、定期的な血液検査による観測が必要ですが、それでは早期検知やきちんとした経過観察ができません。しかし、毎日病院に通うと多大なコストがかかります。General Prognosticsは、この問題を解決するデバイスです。同社の目標は、2024年5月までに FDA(日本でいう厚生労働省)の承認を取得し、デバイスを商品化すること。主要な病院とパートナーシップを組むことで、展開を計画しています。なお、Founderのもう一人は日本人の松岡俊介先生です。

5社目:REACH

Reach Pathwaysは、大学進学と就職のガイダンスを提供する、メタバース上のビデオゲームです。学生はこのゲームを使い、大学への入学、奨学金の獲得、インターンシップの獲得など、状況に合わせたガイダンスを受けられます。コンテンツの形式も工夫されており、学生はビデオクリップやゲームなどから、キュレーションされた情報を受け取ることが可能。高校から大学、就職に至るまで、学生の全行程がゲーム化されています。REACHは、シカゴの学生に対して26年間、5,000人以上の学生を支援してきました。その経験から、忙しい優秀な学生が簡単に諸手続きを学び、就職の機会を得られるよう、ゲームに着目しました。

6社目:Numbers

Numbers ProtocolはWeb3技術を活用し、インターネット上の誤報問題に対処することを目標としています。オンラインの誤った情報やフェイクニュースの拡散は、社会に危険な影響を与えているからです。新しいブロックチェーンカメラアプリCapture Appで撮影されたすべての写真は、メタデータが認証され、ブロックチェーン上で封印されています。そして、編集ソフトウェアなどで手が加えられた情報は、写真への変更が追跡・記録されます。こうすることで、ユーザーはそれが本物の情報であることを検証できるのです。

7社目:Urban Machine

Ueban Machineは、廃木材の再利用をうながすシステムを提供しています。米国では、建築と解体の現場から出る木材の再利用率が極めて低く、多くの廃木材は埋め立て、焼却処分されるからです。システムの仕組みとしては、何万もの木材の画像を機械学習させ、高性能センサーで釘などの留め具の位置を正確に検出し、ロボットがそれらを取り除きます。再利用される木材は40~100年ものが多く、まっすぐで乾燥しているため、実は新品の木材よりも高品質です。今後、家具メーカーや製材所、仕上げ業者等とのパートナーシップによる展開を想定しています。最終的には、解体業者や建築家&デザイナー、建築&解体施設に向けて、低炭素の持続可能な選択肢となるよう、サービス提供を考えているそうです。

8社目:SXD Ai

SXD Aiのデザイン技術ソフトウェアは、スケッチと生地の情報を入力すると、サイズ、スタイルを自動調整して無駄のないカッティングパターンを作成します。現在、衣料品業界の廃棄問題は深刻で、世界中で毎年9,200 万トンの生地が廃棄に。このソフトウェアは生地の廃棄コストを下げるとともに、持続可能な社会を実現するための現実的な提案をしています。他のソフトウェアは、無駄のないカッティングが考慮されるのはサンプル作成段階のみですが、SXD Aiはサイズなどのカスタマイズも加味。すべての生産工程で無駄の削減をシミュレートできる点が、メリットです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
Nissho USAは、シリコンバレーで35年以上にわたり活動し、米国での最新のDX事例の紹介や、斬新なスタートアップの発掘並びに日本企業とのマッチングサービスを提供しています。紹介した事例を詳しく知りたい方や、スタートアップ企業との協業をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

【レポート作成者】

Nissho Electronics USA

Manager, Marketing u0026 Business Development

門馬 崇氏

2007年に日商エレクトロニクス入社。Arbor Networks(現 Netscout)などネットワークおよびセキュリティ関連製品立ち上げ、事業推進を担当。2022年よりNissho USAに赴任。当社が目指す「お客様との事業共創」を実現すべくシリコンバレーの最新情報の提供、オープンイノベーションをベースとしたビジネスモデル開発に向けて活動中。 趣味はサッカー。

門馬 崇氏

※本レポートはNissho Electronics USAからの転載です。オリジナルはこちらをご確認ください。