「秘書が欲しい」を本当に解決した話——当社のAI社員を生んだClaude Code運用術がnoteで読めます
2026年8月24日

Tomorrow Accessは、創業者夫婦2人だけで運営する従業員ゼロの会社です。それでも、毎朝「会社の朝刊」を届けてくる秘書がいて、原稿に差し戻しを入れる校閲がいて、SNS投稿を続ける広報がいます。すべてClaude Codeの上に組んだ仕組みです。
当社のAI社員の一人「明日へ繋ぐ子(あすへつなぐこ)」も、この仕組みの中から生まれました。彼女が毎週ニュース解説動画を公開し、記事やSNS投稿を発信し続けていること自体が、この運用が実際に動いている証拠です。
その仕組みの全体像を、当社Founder & CEOの傍島健友がnoteで公開し、実装キット一式も提供しています。この記事では、その内容を紹介します。
「秘書が欲しい」は、多くの一人経営者の本音です
一人や少人数で事業を運営していると、「秘書が欲しい」「自分がもう一人いれば」と感じる場面が繰り返し訪れます。情報のチェック、思いつきの整理、タスクの管理、発信の継続——どれも重要なのに、全部を一人で回すには手が足りません。
noteの記事は、この問題をChatGPTに相談することでも、AIツールを単発で使うことでもなく、「会社の運用そのものをAIの上に組む」ことで解決した実録です。
無料部分だけでも運用の設計思想がわかります
記事の無料部分では、実際に動いている仕組みが具体的に語られています。
朝のルーティン「会社の朝刊」。各チャネルを自分で巡回するのをやめ、毎朝決まった時刻に、各所の動き・今日のイベント・判断待ち・提案を1通にまとめた報告が届く形に変えています。静かな日は「静かだ」と報告するルールまで決まっています。同じ材料から、届く形(朝刊)と見える形(会社のボード)の両方を作る設計です。
思いつきの振り分け。日中の入力はほぼすべて秘書に投げ、秘書は気の利いた返事ではなく「正しい場所に書き残すこと」を仕事にしています。TODOは日次ファイルへ、アイデアはinboxへ、決定は意思決定ログへ。さらに会社のルールに絶対条件を明文化しておくことで、秘書がルールに反する作業を止めに入る実例も紹介されています。
敵対的ファクトチェック。原稿を書いたAIとは文脈を共有しない別のAIに、原稿と一次資料だけを渡して主張を1件ずつ疑わせる仕組みです。「ゲートの後に1文字でも触ったら、もう一度ゲートを通す」という運用ルールも含まれます。
同じ指摘を繰り返さない記憶システム。指摘は「なぜそうするのか」「次にどう適用するのか」とセットで記憶ファイルに書き込みます。一方で、変わりやすい数字は記憶に書かず「どこを見れば最新か」だけを記録する、という使い分けも解説されています。
決定の施行管理。方針を変えたのに、自動ルーティンが古い方針のまま動き続けていた——という失敗談から、「決定は、それが効くべき正本ファイルに反映するまでが1セット」というルールに至った経緯が書かれています。
AI費用の運用。モデル利用料を固定費として扱い、判断と執筆は最上位モデル、整形や下調べは中位、機械的作業は下位と使い分ける規律です。ファクトチェックだけは費用より精度を取って最上位に固定する、という例外の置き方まで具体的です。
有料部分は「理論書」ではなく、実運用をもとにした実装キットです
有料部分(19,800円・買い切り)は、解説を読むだけの教材ではありません。実際にTomorrow Accessを動かしている仕組みをベースに、事業固有の内容を取り除き、他の事業でも導入できる形にした実装キット一式です。
・会社のボードを含む全15ファイル+フォルダ雛形(AI向けセットアップ指示書や朝刊ルーティンの設計を含みます)
・うち3ファイル(会社の憲法・プロジェクト・ファクトチェッカー)は、【】を自分の言葉で埋める記入式テンプレート
・そのほかは設計解説で、全部を読み込む必要はなく、必要になったときにAIに読ませて導入を進める前提の設計
セットアップは、ZIPを展開し、Claude Codeでフォルダを開き、「SETUP.mdを読んでセットアップして」と話しかけるだけの3操作です。10分ほどの対話で、自分の事業に合わせた「会社の憲法」が完成する設計になっています。プログラミングは不要で、ターミナルも使わず、Claude Codeのデスクトップアプリだけで完結します(Claudeの有料プランと、アプリが動くパソコンは必要です)。最初から全部を動かすのではなく、数日試してから必要な部品を足していく段階導入が想定されています。
向いている人・向いていない人
記事の中でも正直に線引きされています。
向いているのは、一人・夫婦・少人数で事業を運営している方、個人事業主・フリーランス・独立予定の方、そしてClaude Codeを単発の質問や作業で使うにとどまっている方です。「秘書が欲しい」と一度でも思ったことがあるなら、読む価値があります。
向いていないのは、企業のチームや部門への導入を検討している方です。このキットは一人・少人数経営に合わせて設計された運用基盤のため、組織導入には別の設計が必要になります。
まずは無料部分からどうぞ
無料部分だけでも、AIを「たまに使う道具」から「会社の運用そのもの」に変える設計思想が具体的にわかります。当社の日々の発信の裏側で実際に動いている仕組みですので、興味のある方はぜひご覧ください。
記事はこちら → 「秘書が欲しい」を、Claude Code で本当に解決した|従業員ゼロの会社の運用実録(note)
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